スコッチ!
2009年 01月 28日
スコッチが歩けなくなったと聞き、スコッチに会いに行きました。
スコッチは、もう15歳です〈写真は犬仲間のSさんからお借りしました〉。
以前、アメリカ帰りのスコッチ家は、お隣さんでした。
ボクがいて、スコッチがいて、子どもたちはまだ小さかった・・・
そして、スコッチも若かった!
スコッチは、横になっていました。もう体位交換も自力ではできないそうです。
トイレは、シートを敷いてもらっていました。
でも、私達のことは、しっかりとわかっています。匂いの記憶なのでしょう!
美味しいご馳走をいただきながら、時々、スコッチの様子を伺います。
スコッチは、私たちがいる間、気が張っているのか、
時に、頭を上げ、荒い息をしながらも、こっちを見つめています。
そして、お料理上手なママに、私が戴きたいようなご飯を作ってもらい、
美味しそうにご飯を食べていました。
美味しそうに食べるスコッチ!幸せそうに食べるスコッチ!家族と一緒で幸せそうなスコッチ!
大型犬の介護は大変でしょうが、1日でも長く生きていてほしい!
アインは6才、ピースは3才。
10年くらいしか犬は生きられず、いずれ、看取らなくてはいけないのは、わかっている・・・
犬へ贈る賛辞
この利己心にみちた世界にあって、ひとりの人間が友となすことのできる、唯一利己心とは無縁の存在、けっして彼を見棄てることのない、忘恩も裏切りも知らぬ真実の友、それは犬である。
犬は富めるときも貧しきときも、健やかなときも病めるときも、彼の主人につきしたがう。ただ主人の傍にいられるならば、冬の風が吹きつけ、吹雪の荒れ狂う冷たい地面の上にも、安んじて眠るだろう。あたえるべき食物を持たぬ、その手にも口づけるだろう。この残酷な世界との対峙の中で生じた、主人の傷口をなめようとするだろう。
まるで王子につかえるかのごとく、彼は貧しき主人の眠りを守る。ほかの友がみな去ったあとも、彼はとどまる。富が消えうせ、名声が地に落ちようとも、さながら天空を旅する太陽のように、変わらぬ愛をたもちつづけるのだ。
ジョージ・ヴェスト上院議員 1870年
D・クーンツ:作 『ウォッチャーズ』より引用
by bokuboku-513
| 2009-01-28 17:37
| dog